JBMパワーパック
OCTOPUZ JBMパワーパックとは・・・
OCTOPUZ JBMパワーパックは、ロボティクスアプリケーション「OCTOPUZ」の機能を更に強化するJBMオリジナルソフトウェアです。
OCTOPUZの機能を強化
OCTOPUZ JBMパワーパックにはOCTOPUZの機能を更に強化する次のような機能が含まれています。
- APTインポート
- Mastercamリンク
- JBM Updater
- OctpathView
- ロボットコードエディタ
- ツールマネージャ
- その他のユーティリティソフト
Mastercamリンク
JBM Updater
ツールマネージャ
OctpathView
OctpathView
パスポイント最適化
CAMから出力されたツールパスポイントを効率的に間引き、出力されるデータを縮小します。また、連続する複数のパスポイントを単一の3D円弧へ変換しますのでロボットの速度が均一化され、動作がスムーズになります。指定した区間のみ最適化することもできます。
パスポイント編集
個別のパスポイントを自由に編集することができますのでパスポイントの変更や修正を行いたい場合でもCAMソフトまで戻って修正する必要はありません。先端工具の傾斜角、送り速度も簡単に編集できます。指定した区間のみ一括編集することもできます。
パスオフセット
パスを先端工具の軸方向へオフセットします。これにより先端工具の原点設定を変更したい場合でもCAMソフトまで戻って修正する必要はありません。また、製品加工前のテストランでパスの動作を確認することにも役立ちます。指定した区間のみオフセットすることもできます。
送り速度オーバーライド
指定した区間の送り速度を簡単に変更できます。変更したい送り速度の上限と下限を指定し、その範囲内だけを一括変更することもできます。
パスポイント補間
指定した区間のXYZ-IJK補間ができます。指定区間の移動を平均化することでスムーズに移動するようにしたり、先端工具の傾斜角度をスムーズに変化させるようにすることができます。
パスポイント分割
指定した2点のパスポイントの間を分割できます。分割されたパスポイントは個別に編集が可能なため、干渉を避けたり先端工具の傾斜角を変更したりすることができます。
モデリング
DXFデータから読み込まれた2D輪郭形状を押し出し機能で3Dモデル化できます。また、立方体や球体のような定形パターンの3Dモデルはパラメータ入力だけで簡単に作成できます。
ここで作成された3DモデルはそのままOCTOPUZで読み込むことができます。OCTOPUZの「エッジフォロー」機能を使用すればCAM要らずでパスの作成が完了します。
ロボットコードエディタ
ロボットプログラムに特化したエディタソフトウェアです。ロボットプログラムに対して各種変換やカスタマイズ等、お客様の環境に応じたロボットプログラムを作成できます。また、Python言語を使用してお客様ご自身で拡張機能を作成することができます。
ツールマネージャ
ミーリング加工時の切削工具を管理するソフトウェアです。APTやNCデータから読み込まれたツールパスにエンドミルや研磨、バリ取りなど多彩な工具リストから選択し、パスに統合することができます。統合されたパスと工具はそのままの形状でOCTOPUZ上でシミュレーションを行い、ロボットコードを作成することができます。また、弊社のクラウド型次世代工具ライブラリー「iTools」とも連携が可能です。
その他の機能
JBM Updater
JBM UpdaterはOCTOPUZ JBMパワーパックのバージョン管理を行います。お使いの環境にインストールされているOCTOPUZ JBMパワーパックやOCTOPUZ日本語ランゲージの最新版を常にチェックし、必要であればダウンロードからアップデートまで自動で行われます。
OCTOPUZ Sync
OctpathViewで行った作業はワンクリックでOCTOPUZへ同期します。
APT/JOZ/oPack/NCデータインポート
APTデータにはCAMによって相違があり、OCTOPUZ標準では読み込む事が困難なAPTデータでも読み込む事ができます。
溶接用JIP-FLD/CLDデータインポート
溶接業界で使用されているFLD/CLDデータの読み込みに対応しています。(OctpathView)
Plugin拡張機能
Python言語を使用して拡張機能が作成できます。現在お使いのシステムで使用されているデータを有効活用できます。(OctpathView, ロボットコードエディタ)